上野を歩いていると、ふとコーヒーのいい香りに足を止めることってありませんか。
アメ横の賑わい、美術館めぐり、公園でのんびり過ごした帰り道。そんなときに「家でも美味しいコーヒーが飲みたいな」と思ったら、ちょっと立ち寄ってほしい焙煎所がいくつもあるんです。
今回は、実際に通ってよかったお店だけを厳選してご紹介します。観光ついでにふらっと寄れる気軽さと、本格的な味わいを両方叶えてくれるところばかり。自分の好みにぴったりの一杯を見つけてくださいね。
上野のコーヒー豆専門店の歩き方
まず知っておきたいのは、上野のコーヒー豆屋さんは大きく二つのタイプに分かれること。
ひとつは昔ながらの喫茶店がそのまま豆売りをしている老舗タイプ。もうひとつは、スペシャルティコーヒーを看板に掲げる新しいロースタリータイプです。
老舗は深煎りの重厚な味わいが得意で、とにかく安定感がある。一方ロースタリー系は、浅煎りのフルーティーな豆や産地ごとの個性を楽しませてくれます。
自分の好みがはっきりしているなら、それに合ったお店を選ぶだけで失敗がぐんと減りますよ。
上野桜珈琲で見つけるスペシャルティの入り口
御徒町駅から歩いてすぐ、高架下にある小さなお店です。
ここを最初に紹介したい理由は、とにかくスタッフさんの知識が豊富で、初心者にも親切だから。「酸味が苦手」「ミルクに合うのがいい」と伝えるだけで、ぴったりの豆を選んでくれます。
看板商品の「上野ブレンド」は苦味とコクのバランスが絶妙。初めての方はまずこれから試してみてください。100g 850円前後とスペシャルティとしては手頃で、ちょっとした手土産にも喜ばれます。
店内で少量ずつ焙煎しているから鮮度は折り紙つき。浅煎り好きな方には、エチオピアやケニアのシングルオリジンもおすすめです。
珈琲館 シャポールージュの変わらない深い味わい
1974年創業。上野で「老舗のコーヒー豆」といえば、まず名前が挙がるのがここです。
場所は上野駅から少し歩いた静かな通り沿い。店内に一歩入ると、ネルドリップで淹れる昔ながらのスタイルが今も健在で、つい長居したくなる雰囲気。
ここの「シャポーブレンド」は、40年以上変わらない深煎りレシピ。苦味がしっかりしていて、牛乳をたっぷり入れたカフェオレとの相性が抜群なんです。200gで1,200円程度と、毎日飲む用にも手が出しやすい価格。
酸味が苦手な方、とにかく「コーヒーらしい苦さ」が好きな方は、ここを選べばまず間違いありません。
蕎麦 log. で出会う意外性とフルーティーな浅煎り
「え、蕎麦屋でコーヒー豆?」と思った方、ぜひ騙されたと思って行ってみてください。
火曜と水曜の日中限定で、店主が焙煎した豆を販売しているんです。しかも店主はコーヒーマイスターの資格持ちという本格派。蕎麦を打つ手で選んだコーヒーが、これまた美味しいんです。
扱うのは浅煎りが中心。特にエチオピアのナチュラルプロセスは、ブルーベリーやワインを思わせる華やかな風味で、コーヒーの概念が変わるかもしれません。飲み比べセットは2,000円前後で、ちょっとしたギフトにもぴったり。
蕎麦の実クッキーがセットになった限定商品もあるので、手土産に迷ったらぜひチェックを。
やなか珈琲 上野店で気軽に焙煎したてを
アメ横をぶらぶら歩いているときに、ふと立ち寄りたくなるのがこの店。
全国に店舗があるやなか珈琲ですが、上野店は特に品揃えが豊富。常時20種類以上の豆が並んでいて、100g単位で量り売りしてくれます。
価格は200gで1,000円前後とリーズナブル。ここでしか買えない「アメ横ブレンド」は、アメ横のエネルギッシュな雰囲気に合わせた元気の出る味わいに仕上がっています。
深煎り派も浅煎り派も、カフェインレスを探している方も、ここなら選択肢の多さに助けられるはず。スタッフさんも気さくで、会話を楽しみながら選べる気軽さが魅力です。
カフェ・ド・ラ・ペでじっくり選ぶ至福の時間
上野公園の散策帰りに、静かにコーヒー豆と向き合いたいならここ。
クラシック音楽が静かに流れる店内で、マスターが一人で焙煎から接客までを手がけています。サイフォンで淹れてくれる試飲の味を見てから購入できるので、納得のいく豆選びができますよ。
ここの特徴は、深煎りでも苦すぎず、驚くほどまろやかに仕上げる焙煎技術。常時10種類前後のストレートコーヒーが揃い、季節ごとに入れ替わる旬の産地を楽しみに通う常連さんも多いんです。
100g 650円からの価格も魅力的。落ち着いた雰囲気で、じっくり相談に乗ってほしい方には、これ以上ない場所です。
好みで選ぶ上野コーヒー豆、失敗しない3つのポイント
最後に、実際に買うときのコツをお伝えしておきますね。
まず試飲があるかどうかを確認する。 上野桜珈琲やカフェ・ド・ラ・ペでは味を見てから買えます。香りと味の好みは言葉だけでは伝わりにくいもの。試飲できる店は貴重です。
次に、飲み方に合わせて選ぶこと。 ブラック派なら浅煎りのフルーティーな豆、カフェオレ派なら深煎りのどっしりした豆が合います。迷ったら「いつもどうやって飲みますか?」とスタッフに聞いてもらいましょう。
最後に、量は100gから試してみる。 どんなに評判が良くても、自分の好みかどうかは飲んでみないとわかりません。まずは少量から始めるのが失敗しないコツです。
上野のコーヒー豆屋さんは、どこも個性があって選ぶ楽しさに溢れています。今日の気分に合わせて、あなただけの最高の一杯を見つけてみてください。
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