新幹線の待ち時間や出張の合間。「京都でちょっと美味しいコーヒー豆を買って帰りたい」と思ったことはありませんか。
でも、京都駅は広い。どこにコーヒー豆を売っている店があるのか、そもそも構内で買えるのか、意外と知られていないものです。
実は京都駅、コーヒー豆の宝庫なんです。老舗ロースターから話題のスペシャルティコーヒー専門店まで、徒歩圏内に名店がずらり。しかも駅構内や駅ビル直結の店舗だけでも、かなりの選択肢があります。
この記事では、京都駅周辺で本当に美味しいコーヒー豆が買えるお店を8つ厳選してご紹介します。急いでいる人のために「駅構内・直結で買える店」から「少し歩いてでも行く価値のある店」まで、アクセスのしやすさ順にまとめました。
京都らしい深煎りブレンドが欲しい人も、浅煎りのフルーティなシングルオリジンを探している人も、ぜひ参考にしてください。
京都駅構内・駅ビル直結で買えるコーヒー豆専門店
まずは改札を出てすぐ、あるいは駅ビルから外に出ずに買えるお店から。乗り換え時間が15分しかない、という人でも大丈夫です。
小川珈琲 京都駅中央口店
京都駅構内でコーヒー豆を買うなら、まず外せないのがここ。
京都発祥の老舗ロースターで、2階南北自由通路沿いにあるからアクセスは抜群。新幹線の改札からでも近く、とにかく便利な立地です。
豆のラインナップは常時10種類以上。ストレートからオリジナルブレンド、オーガニックコーヒーまで幅広く揃っています。特におすすめは「京都ブレンド」。しっかりとしたコクと苦味のバランスが絶妙で、老舗ならではの安定感があります。
100gからの量り売りなので「ちょっと試したい」という気軽な買い方ができるのも嬉しいポイント。ギフト用の箱詰めも充実していて、京都土産にぴったりです。
平日の昼時はレジが混み合うことがあるので、時間に余裕のないときは注意してください。
% ARABICA 京都伊勢丹店
世界中にファンを持つ京都発のスペシャルティコーヒーブランド。東山店はいつも大行列ですが、ここJR京都伊勢丹のB2階食品フロアにある店舗は、比較的スムーズに購入できます。
場所が少しわかりにくいという口コミもあるので、伊勢丹B2階の食品フロアを奥まで進んで探してみてください。
シングルオリジンは産地ごとの個性が際立つ浅煎りから中煎りが中心。看板のブレンドはエスプレッソにも相性の良い味わいで、ミルクを入れても負けないコクがあります。
パッケージデザインがとにかくおしゃれ。白を基調としたシンプルな袋に%のロゴが映えて、手土産に渡したら確実に「センスいいね」と言われるやつです。
時期によってはコーヒー豆購入時にワンランク上のラテをサービスしてもらえるキャンペーンをやっていることも。訪れた際はレジ横の告知をチェックしてみてください。
やまもと珈琲 京都駅前店
京都タワーの地下1階にある、ちょっと穴場的な存在。
完全個室の喫茶室を併設しているちょっと変わったお店ですが、豆の販売だけの利用ももちろんOK。場所は京都駅烏丸中央口を出てすぐ、京都タワービルの地下です。雨の日でもほぼ濡れずにたどり着けるのが地味に便利。
自家焙煎にこだわり、200g単位での販売が基本。「まろやかブレンド」は名前の通りくせがなく、コーヒー初心者からベテランまで幅広く楽しめる味わいです。
ドリップバッグがバラ売りされているのも特徴のひとつ。いろんな種類を少しずつ試したい人や、荷物を増やしたくない旅行中の買い物に重宝します。
京都駅から徒歩5分圏内で買えるこだわり店
少しだけ足を伸ばせば、さらに個性的な選択肢が広がります。いずれも駅から歩いて5分前後。散歩がてら行くのにちょうどいい距離感です。
前田珈琲 明倫店
閉校した小学校をリノベーションした「明倫WORK VILL」の中にある前田珈琲。1971年創業の京都を代表する老舗喫茶チェーンで、ここでしか買えない限定ブレンドがあるのが最大の魅力です。
施設自体がちょっとした観光スポットになっていて、校舎の面影を残す館内を歩くだけでも楽しい。買い物ついでにぷらっと立ち寄るのに最適です。
看板商品の「龍之助ブレンド」は、伝統的な京都の深煎りを体現したような味わい。苦味と甘みのバランスが見事で、ミルクとの相性も抜群。酸味が苦手な人へのお土産にも喜ばれます。
粉の粒度指定にも丁寧に対応してくれるので、自宅の抽出器具を伝えればベストな挽き目にしてもらえますよ。
Kurasu Kyoto Stand
京都のコーヒー文化を国内外に発信し続けている人気ロースター。京都駅からは烏丸通を北にまっすぐ歩いて10分ほど。京都タワーの南側エリアにあります。
ここはシングルオリジンに特化したラインナップが最大の特徴。浅煎りから中深煎りまで、豆の個性をストレートに楽しめる銘柄が揃っています。エチオピアやケニアなど、アフリカ産のフルーティな豆が特に充実。
購入時に「家でハンドドリップで淹れます」など抽出方法を伝えると、最適な挽き目を提案してもらえる親切さも人気の理由。コーヒーに詳しくない人でも安心して買い物ができます。
オンラインストアとの連携も強く、事前に注文して店頭で受け取ることも可能。確実に欲しい銘柄があるなら、この方法がおすすめです。
WEEKENDERS COFFEE TOMINOKOJI
駐車場の一角にひっそりと佇む、知る人ぞ知る名店。京都駅から徒歩7分ほど、富小路通沿いにあります。
「ここ、本当にコーヒー屋?」と疑いたくなるほどミニマルな外観。看板すらほとんど目立たず、知らなければ通り過ぎてしまうかもしれません。でも、それがまた京都らしくて良いんです。
オーナーの焙煎に対する哲学は筋金入り。浅煎りを中心に、豆本来の甘みとクリーンな味わいを追求した焙煎度合いが絶妙で、スペシャルティコーヒーの世界大会で審査員を務めた経験を持つ実力派です。
豆は季節ごとに入れ替わるので、何度訪れても新しい発見があります。接客も丁寧で、好みを伝えると最適な豆を選んでくれます。コーヒー好きへの手土産に、間違いなく喜ばれる一袋になるでしょう。
京都らしい焙煎文化を楽しむならこの2店
京都のコーヒーシーンは奥深い。「老舗の深煎り」と「新世代の浅煎り」、ふたつの流れを知っておくと、選ぶ楽しさがぐんと広がります。
イノダコーヒ ポルタ店
京都の喫茶文化を語る上で絶対に欠かせない老舗中の老舗。京都駅地下街ポルタ内にあるから、アクセスは抜群です。
1940年創業のイノダコーヒが守り続けてきたのは、いわゆる「京都のコーヒー」のスタンダード。しっかりとした深煎りで、苦味とコクが前面に出た味わいは、まさに喫茶店のコーヒーそのもの。
名物の「アラビアの真珠」は、酸味を極限まで抑えたイノダの代名詞的なブレンド。ストレートで飲むのはもちろん、ミルクや砂糖を入れてこそ真価を発揮するタイプです。
パッケージもクラシカルで、京都土産としての風格があります。缶入りのギフトセットは、目上の方への手土産にも安心して使えますよ。
ひつじ珈琲
京都駅から少し歩いて約15分、七条通を東に進んだ場所にある小さな自家焙煎店。
ここは「京都のコーヒー=深煎り」という固定観念を気持ちよく裏切ってくれるお店。浅煎りから深煎りまでバランスよく揃えつつ、どれを選んでも雑味のないクリーンな味わいに仕上げる焙煎技術が光ります。
店名の通り羊をモチーフにした可愛らしいパッケージも人気の理由。SNS映えするデザインで、若い世代へのお土産にも喜ばれています。
豆のラインアップは常時10種類前後。店主に好みを伝えれば、親身に相談に乗ってくれます。「酸味は苦手だけど、浅煎りのフルーティさは試してみたい」なんていうわがままにも、ちょうどいい豆を探してくれるはずです。
京都駅でコーヒー豆を買うときのちょっとしたコツ
せっかく良い豆を買うなら、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
量り売りのお店では「100gで約10杯分」が目安。飲むペースにもよりますが、焙煎したての豆は2週間から1ヶ月以内に飲み切るのがベストです。買いすぎにはご注意を。せっかくの新鮮な豆が、気づいたら香りが抜けていた、なんてことになりかねません。
旅行中の荷物が気になるなら、ドリップバッグも賢い選択です。小川珈琲や前田珈琲、やまもと珈琲など多くの店がバラ売りしているので、数種類を詰め合わせればプチギフトにもなります。
また、京都のコーヒー店は朝の開店が9時や10時と遅めのところが多いので注意。早朝の新幹線で帰る前に買いたい、という場合は、朝7時から開いている小川珈琲 京都駅中央口店かイノダコーヒ ポルタ店を狙うのが確実です。
まとめ:京都駅のコーヒー豆は選択肢が豊富だからこそ選ぶ楽しみがある
京都駅で買えるコーヒー豆は、本当にバラエティ豊かです。
急いでいるときは小川珈琲や% ARABICA 伊勢丹店、しっかり選びたいときはWEEKENDERS COFFEEやKurasu、老舗の味が欲しいときはイノダコーヒや前田珈琲。シーンや気分に合わせて選べるのが、京都駅周辺の最大の魅力です。
どの店も個性がはっきりしているからこそ、自分の好みを知っておくこと、そして贈る相手の好みを想像することが、最高の一袋に出会うコツかもしれません。
次に京都駅に降り立ったときは、ぜひこの記事を思い出して、お気に入りのコーヒー豆を探してみてください。旅の思い出が、一杯のコーヒーとともにもっと豊かになりますように。
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