朝、目が覚めて最初に思うことって「コーヒー飲みたい」じゃないですか?でも、寝ぼけた頭でケトルにお湯を沸かして、ドリッパーをセットして、ハンドドリップでゆっくり淹れるのって、正直めんどくさいですよね。
かといってインスタントじゃ、なんか物足りない。
そんなわがままを叶えてくれるのが「コーヒーメーカーカップ」なんです。1杯分だけを手軽に、しかもちゃんと美味しく淹れられるマシンが、いまじわじわと注目を集めています。
この記事では、あなたの朝を変えるかもしれないコーヒーメーカーカップの選び方と、おすすめ機種をたっぷり紹介します。ぜひ最後まで読んで、運命の1台を見つけてくださいね。
コーヒーメーカーカップとは?
そもそも「コーヒーメーカーカップ」って、ちょっと不思議な言葉ですよね。
これは主に、1杯分のコーヒーを淹れることに特化したコンパクトなマシンを指します。具体的には、以下のようなタイプがあります。
- マグカップに直接抽出するタイプ
- 本体がタンブラーサイズの超小型モデル
- 1杯用のドリッパーが付属したミニマルなコーヒーメーカー
要するに「自分のぶんだけ、サクッと淹れたい」というニーズにドンピシャで応えてくれる存在なんです。
なぜ1杯用コーヒーメーカーが選ばれるのか
ここ数年、1杯用コーヒーメーカーを選ぶ人が増えています。そこには、いくつか明確な理由があるんです。
一人暮らしやリモートワークにぴったりな省スペース性
大きめのコーヒーメーカーって、キッチンに置くとなかなか存在感がありますよね。
でも1杯用なら、横幅がスマホより少し大きいくらいのモデルもざら。ワンルームの限られたキッチンスペースでも圧迫感なく置けます。書斎やデスク脇に置いて、仕事のお供にする人も多いですよ。
ハンドドリップの面倒をゼロにしてくれる手軽さ
ハンドドリップって、確かに美味しい。でも、
- 豆を挽いて
- フィルターをセットして
- お湯の温度を気にして
- 蒸らし時間を計って
- くるくるお湯を注いで……
と、手順が意外と多いんです。しかも飲み終わったあとの後片付けまで考えると、毎日のことだと結構な負担。
その点、コーヒーメーカーカップなら、スイッチひとつで抽出完了。淹れているあいだに着替えたり、トーストを焼いたりできるのも嬉しいポイントです。
ペーパーフィルターやランニングコストの考え方
よく「ペーパーフィルター代がかかるんでしょ?」と言われますが、最近はメッシュフィルター搭載モデルも豊富です。
アイリスオーヤマ CMK-650P-Bのように、メッシュフィルターを標準装備していてランニングコストがほぼゼロの製品もあります。もちろん、ペーパーフィルターの微細な粉まで取り除くクリアな味わいが好みなら、使い分けるのも自由です。
コーヒーメーカーカップの選び方
さて、ここからが本題です。どうやって自分に合う1台を見つけるか。ポイントは大きく4つあります。
抽出方式で味わいが変わる
コーヒーメーカーカップには、おもに次の3つの方式があります。それぞれ味の傾向が違うので、好みで選びましょう。
ドリップ式
最もオーソドックスな方式。お湯を粉にシャワー状に注いで抽出します。すっきりとしたクリアな味わいが特徴。ペーパーフィルターを使うと雑味が少なくなり、メッシュフィルターだとコクが出やすいです。
全自動(ミル付き)式
豆から挽いてそのまま抽出してくれます。挽きたての香りは格別で、朝の幸福感がワンランク上がります。デメリットは、ミル部分の動作音と、定期的なお手入れが必要なこと。
カプセル式
ネスカフェ ドルチェグスト ジェニオ エス ベーシックに代表される方式。専用カプセルをセットするだけで、コーヒーはもちろんラテやココアまで楽しめます。手軽さはピカイチですが、カプセル代がやや高めです。
蒸らし機能の有無が味を左右する
意外と見落としがちなのが「蒸らし」です。
コーヒーは、最初に少量のお湯で粉をムラなく湿らせることで、ガスが抜けてお湯の通り道ができ、均一に抽出できます。この工程があるかないかで、味のバランスがけっこう変わるんです。
例えばタイガー ACT-E040WMは、蒸らし機能を搭載。粉がしっかり膨らんでから本抽出に入るので、家庭で手軽に本格的な味を楽しめます。
温度管理でコクと香りを引き出す
抽出温度は、コーヒーの味を決める最重要ポイントのひとつ。
一般的に、90℃〜96℃が理想的な抽出温度帯と言われています。低すぎると酸味が強くなり、高すぎると苦味や雑味が出すぎてしまう。
高品質なモデルは、この温度帯をしっかりキープする仕組みを持っています。購入前に、加熱方式や温度制御のスペックをチェックしておくと失敗が少ないです。
あなたの使い方に合わせた機能選び
ライフスタイルによって、重視すべき機能は変わります。
朝の時間がない人
タイマー予約機能があると、起きた瞬間に挽きたての香りに包まれます。シロカ SC-C111はタイマー予約に対応。寝る前にセットしておけば、朝は淹れたてをすぐに飲めます。
味にこだわりたい人
挽き目調整ができるモデルがおすすめ。粗挽きならあっさり、細挽きならしっかりとした苦味と、同じ豆でも印象がガラリと変わって面白いですよ。
おすすめのコーヒーメーカーカップ5選
ここからは、実際におすすめできるモデルをタイプ別に紹介します。どれも「1杯を美味しく」にこだわった機種ばかりです。
ドリップ式のおすすめ
タイガー ACT-E040WM
1杯から抽出できて、市販のドリップバッグもそのままセットできる稀有なモデル。蒸らし機能付きで、サーバーは保温性の高いステンレス製。朝に淹れたコーヒーをゆっくり飲みたい人にぴったりです。
Kalita 1カップ用コーヒーメーカー
1杯用に特化した潔い設計。カップに直接ドリップするスタイルで、後片付けも簡単。Kalitaならではの3穴式シャワーで、苦味の少ないクリアな味に仕上がります。
アイリスオーヤマ CMK-650P-B
1杯から5杯まで対応できる汎用性の高さが魅力。メッシュフィルター標準装備でランニングコストも気になりません。来客時にも対応したい、という一人暮らしの方に特におすすめです。
全自動(ミル付き)のおすすめ
シロカ SC-C111
豆から1杯分を全自動で。コーン式ミル搭載で、豆本来の風味をしっかり引き出します。挽き目は無段階調整、タイマー予約にも対応。朝から本格派を楽しみたいなら、この1台で決まりです。
カプセル式のおすすめ
ネスカフェ ドルチェグスト ジェニオ エス ベーシック
コンパクトでスタイリッシュなデザインが人気のモデル。専用カプセルで、コーヒーはもちろんカフェラテやココアまで1杯ずつ楽しめます。気分に合わせてメニューを変えたい人に。
コーヒーメーカーカップの購入前に知っておきたいこと
実際に使ってみると「あれ、思ってたのと違う」となりがちなポイントを、先に共有しておきます。
水の計量が必要なモデルがある
1杯用のコンパクトなマシンは、タンクに水を入れる方式ではなく、飲みたい杯数分だけ水を計って注ぐタイプが多いです。手間は数秒ですが、最初はちょっと面倒に感じるかもしれません。
慣れてしまえばコップ1杯分の水を入れるだけなので、ほとんどの人はすぐ気にならなくなるようです。
蒸気や動作音への配慮
ミル付きモデルは、豆を挽くときにそれなりの音がします。朝早くに使う場合、集合住宅だと少し気になるかもしれません。
また抽出中や抽出後は、本体から蒸気が出ます。上部の棚の下に置く場合は、蒸気で棚が湿らないよう、設置場所に少し余裕を持たせると安心です。
お手入れの頻度と方法
どんなに便利なマシンでも、手入れを怠ると味が落ちていきます。
最低限やるべきことは、以下の3つです。
- 使用後の粉カスはすぐに捨てる(放置するとカビの原因に)
- フィルターやドリッパーは週に1回は洗う
- 月に1回はクエン酸で内部の洗浄を(水道水のミネラル分が蓄積するため)
シンプルな構造のモデルほどお手入れはラクなので、ズボラさんほどドリップ式がおすすめです。
もっと美味しく淹れるための3つのコツ
せっかくのコーヒーメーカーカップ、基本の使い方にプラスして、ちょっとしたコツで劇的に美味しくなります。
ひとつ、水にこだわる
コーヒーは99%が水。浄水器を通した水やミネラルウォーターを使うだけで、雑味が減ってクリアな味わいになります。硬度の低い軟水がベストです。
ふたつ、豆の保存に気をつける
挽いた粉や焙煎した豆は、空気に触れるとどんどん酸化して風味が落ちます。密封容器に入れて冷暗所で保存し、できれば2週間以内に飲み切りましょう。
みっつ、蒸らしを活用する
蒸らし機能がないモデルでも、スイッチを入れて最初のお湯が粉に行き渡ったら、一度スイッチを切って30秒ほど待つ。これだけで、驚くほど味のバランスが整います。
コーヒーメーカーカップで究極の1杯を!
いかがでしたか?
コーヒーメーカーカップは、ひとことで言えば「面倒くさがりだけど美味しいものが飲みたい」という、私たちのわがままを叶えてくれる最高の相棒です。
豆を挽いて丁寧にハンドドリップするのも素敵だけど、毎日のことならやっぱりラクがいい。でも味は妥協したくない。
そんなあなたに、この記事がぴったりの1台と出会うきっかけになれば嬉しいです。
まずは、自分の朝をちょっとだけラクに、ちょっとだけ贅沢に変えてみませんか。
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