コーヒーミルを選ぶとき、ブランド名がたくさんあって迷ってしまいますよね。そんななかで、特に注目を集めているのが「TIMEMORE(タイムモア)」です。中国発のコーヒー器具メーカーで、特許技術の「S2C刃」を搭載した手挽きミルが人気を集めています。
この記事では、TIMEMOREのコーヒーミルにはどんなモデルがあるのか、それぞれの違いや特徴、そして自分に合った選び方をわかりやすく解説していきます。
TIMEMOREのコーヒーミルとは
TIMEMOREは、コーヒー器具を中心に展開するブランドで、「プロフェッショナル+美学」をデザインコンセプトに掲げています。特にハンドミル(手挽きコーヒーミル)では、同社独自の「S2C(Spike to Cut)」特許刃を採用したモデルが多く、挽き目の均一性と使いやすさで評価されています。
現在、日本で手に入りやすい現行モデルは以下の5つです。
- TIMEMORE C2S
- TIMEMORE C3S
- TIMEMORE C3S Pro
- TIMEMORE 栗子S3
- TIMEMORE Chestnut Xlite(参考情報)
それぞれ価格帯や性能、ターゲットとするユーザーが異なります。順に見ていきましょう。
【モデル比較】TIMEMORE各モデルの特徴と違い
ここでは、各モデルの特徴を比較しながら解説します。選ぶときのポイントは「価格」「容量」「調整機能」「重量」の4つです。
1. TIMEMORE C2S – エントリーモデルの定番
C2Sは、TIMEMOREのなかでも最も手頃な価格帯のエントリーモデルです。旧モデルC2の改良版で、初心者が最初に手を出すにはちょうどよいバランスを持っています。
- 特徴:シンプルなデザイン、基本性能をしっかりカバー
- メリット:価格が約12,000円前後と最も安い
- デメリット:上位モデルと比べると細かい部分で性能や質感が劣る
- 向いている人:コーヒーミルをはじめて買う人、とにかく予算を抑えたい人
- 向いていない人:長く使える高品質モデルを求める人、細かい挽き目調整にこだわりたい人
- 注意点:C3SやC3S Proの登場により旧モデル化している点
重量は約532g、容量は約20gです。値段を最優先するなら、C2Sは十分な選択肢になります。
2. TIMEMORE C3S – コスパ重視の主力モデル
C3Sは、C3のアップデートモデルで、現在のTIMEMOREラインナップの主力といえる存在です。ボディと中軸をアルミに統一し、蓋とハンドルカバーを金属製にするなど、耐久性が大幅に向上しました。
- 特徴:S2C 660ステンレス刃を搭載、全体的な品質が向上
- メリット:C3S Proより安価(約13,090円)で、基本的な性能はProとほぼ同等
- デメリット:C3S Proと比べるとハンドル折りたたみ機構などの細かい便利機能がない
- 向いている人:予算を抑えつつTIMEMOREの性能を体験したい人
- 向いていない人:最新モデルや携帯性を重視する人
- 注意点:C3S Proとの価格差は1,000〜2,000円程度なので、差額でProを選ぶのもアリ
重量は約540g、容量は約20gです。コスパを重視するなら、C3Sは非常におすすめできる1台です。
3. TIMEMORE C3S Pro – 初心者〜中級者に最もバランスが良い
C3S Proは、C3Sをベースにさらなる改良を加えたモデルです。全金属製ボディに折りたたみハンドル、シリコンパッド付き底面など、細かい使い勝手が向上しています。
- 特徴:全金属製ボディ、折りたたみハンドル、S2C 660特許ステンレス臼、シリコンパッド付き底面、38mm臼径
- メリット:挽き目の均一性が高く、耐久性も抜群。防音・滑り止め底面で安定して挽ける
- デメリット:容量20gとやや少なめ。価格は1.5万円前後と中価格帯
- 向いている人:初心者〜中級者、ドリップコーヒーを中心に楽しみたい人、コスパと性能のバランスを求める人
- 向いていない人:予算を最優先する人、大容量(30g以上)を必要とする人
- 注意点:極細挽きには時間がかかる場合がある
価格は約14,480円〜、重量は約585g〜700g、容量は約20gです。サイズは52×147mm(ハンドル160mm)で、刃はS2C 660ステンレス(55-58HRC)を採用しています。
口コミでも「好みの粗さにきれいに挽ける」「あまり力を入れなくても挽ける」「金属製でフタが割れる心配がない」といった評価が多く見られます。初心者から中級者まで、幅広い層にフィットするモデルです。
4. TIMEMORE 栗子S3 – 上級者向けの高級モデル
栗子S3(Chestnut S3)は、TIMEMOREのなかでも高級モデルに位置づけられます。最大の特徴は「外部調整機能」です。
- 特徴:全金属ボディ、外部調整機能(0.015mm/クリックの超細調整)、S2C-042-EIステンレス臼、折りたたみハンドル、大容量30g
- メリット:外部調整で挽き目がひと目でわかり、エスプレッソ用の細かい調整が可能。大容量で高級感のあるデザイン
- デメリット:価格が約22,800円と高め。重量が約798gと重い
- 向いている人:エスプレッソも楽しむ上級者、調整の細かさを重視する人、高級感のある製品を求める人
- 向いていない人:予算を抑えたい人、軽量・コンパクトさを重視するアウトドアユーザー
- 注意点:重量が約800gあるため、携帯性はC3Sシリーズより劣る
サイズは182×55mm(ハンドル163mm)、刃はS2C-042-EIステンレス(55-58HRC)で、調整精度は0.015mm/クリックと非常に細かいです。
参考情報:TIMEMORE Chestnut Xlite
Xliteは2023年10月に発売された海外モデルです。ステンレス製コニカルバリと外部調整機能を備え、精密な調整が可能ですが、重量が1.09kgと非常に重く、日本国内での公式販売が確認できていないため、参考情報として紹介します。
TIMEMOREコーヒーミルの選び方 – 自分に合うモデルはどれ?
ここまで各モデルの特徴を見てきましたが、「結局どれを選べばいいの?」という疑問にお答えします。
予算別で選ぶ
- 1.2万円台:C2S – エントリーモデルとして十分
- 1.3万〜1.5万円台:C3S または C3S Pro – コスパ最強ゾーン
- 2.2万円台:S3 – 本格志向の上級者向け
使用シーン別で選ぶ
- 自宅でのドリップコーヒーが中心:C3S Proがバランス良くおすすめ
- アウトドアや持ち運びが多い:軽量なC3SやC3S Pro(折りたたみハンドル付き)が便利
- エスプレッソも楽しみたい:細かい調整ができるS3が適している
初心者におすすめ
初心者には、C3S Proが最もバランスが良い選択肢です。価格も高すぎず、性能も十分で、長く使える耐久性があります。もしもう少し予算を抑えたいならC3S、とにかく安く始めたいならC2Sを選ぶとよいでしょう。
TIMEMOREのコーヒーミルに関するよくある疑問
Q. C3SとC3S Proの違いは何ですか?
C3S Proは、ハンドルが折りたたみ式になり、底面にシリコンパッドが付くなど、細かい使い勝手が改良されています。挽き性能自体はほぼ同等ですが、日常的な使いやすさを重視するならProを選ぶ価値があります。
Q. エスプレッソ用に挽けますか?
S3は外部調整機能で細かい調整が可能なため、エスプレッソ用の極細挽きにも対応しやすいです。C3Sシリーズでも細挽きは可能ですが、S3ほどの細かな調整は難しいでしょう。
Q. 手入れは難しいですか?
どのモデルも分解して清掃できるタイプです。定期的にブラシで粉を取り除くだけで十分なメンテナンスが可能です。特に金属製のモデルは耐久性が高く、長く使えます。
TIMEMOREのコーヒーミルを選ぶ前に確認したい注意点
- 各モデルの価格は変動します。記事内の価格は参考情報として、購入前に販売ページで最新価格を確認してください。
- 旧モデル(C2・旧C3)と現行モデル(C2S・C3S)は異なります。購入時はモデル名をよく確認しましょう。
- 口コミはあくまで参考情報です。自分の抽出方法や好みに合うかどうかは、実際に使ってみないとわからない部分もあります。
まとめ:TIMEMOREのコーヒーミルは目的に合わせて選ぼう
TIMEMOREのコーヒーミルは、エントリーモデルから上級者向けまで幅広いラインナップが揃っています。
- 初心者でコスパ重視なら TIMEMORE C3S
- バランス重視で長く使いたいなら TIMEMORE C3S Pro
- エスプレッソなど細かい調整を楽しみたいなら TIMEMORE 栗子S3
- とにかく安く始めたいなら TIMEMORE C2S
それぞれの特徴を理解したうえで、自分の予算や用途に合ったモデルを選んでください。コーヒーグラインダーは毎日のコーヒータイムの質を左右する大切なアイテムです。この記事が、あなたにぴったりの1台を見つける参考になれば幸いです。

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