お店をオープンするとき、あるいはオフィスのリフレッシュコーナーをアップデートするとき。「コーヒーにはちょっとこだわりたい」と思ったら、多くの人がたどり着くのがカリタの業務用コーヒーメーカーなんですよね。
でも、いざ調べてみると「家庭用と何が違うの?」「どれくらいのスペックがあれば足りるんだろう?」と迷ってしまうもの。大丈夫です。この記事では、カリタの業務用モデルを中心に、お店やオフィスにぴったりの1台を選ぶためのポイントをわかりやすく解説していきます。
なぜカリタの業務用コーヒーメーカーが選ばれるのか
カリタというブランド、コーヒー好きなら知らない人はいないくらいの老舗です。1958年に日本初のペーパードリップ式コーヒー器具を発売して以来、家庭用から業務用まで幅広く展開してきました。
業務用の現場でカリタが支持される理由は、大きく分けて3つあります。
1つ目は「安定した抽出品質」。カリタ独自の三つ穴ドリッパーやアロマシャワーによって、誰が淹れてもムラなくおいしいコーヒーが出来上がります。スタッフのスキルに左右されないというのは、お店にとってすごく大事なポイントです。
2つ目は「信頼の耐久性」。業務用機器として長年の実績があり、壊れにくさやメンテナンスのしやすさも考え抜かれています。毎日何十杯も淹れる環境では、やっぱり丈夫さが正義。
3つ目は「コストパフォーマンスの良さ」。海外製の高級マシンに比べて導入費用が抑えられるのに、味は本格的。開業資金を抑えたい個人店や、福利厚生の予算内で最高の一杯を提供したいオフィスにぴったりなんです。
業務用と家庭用、どこが違うのか
さて、ここが一番気になるポイントですよね。カリタには家庭用のコーヒーメーカーもたくさんあります。たとえばカリタ ET-102は1万円前後で買える人気モデル。でも、これが業務に使えるかというと、正直なところ厳しいです。
決定的な違いは「抽出能力」です。
家庭用は基本的に1回の抽出で1~2杯。ピーク時に立て続けに注文が入るカフェだと、お客様を待たせてしまいます。一方、カリタの業務用モデルは1回で8杯から15杯以上を抽出可能。モーニングの混雑時でもスムーズに提供できるだけのパワーを持っています。
また、内部構造にも差があります。業務用は貯湯式を採用していて、あらかじめ沸かしておいたお湯を一気に注ぐから抽出スピードが段違い。時間あたり60杯から多いものでは130杯まで対応できる機種もあるんですよ。
カリタ業務用コーヒーメーカーを選ぶ5つのチェックポイント
では、具体的にどうやって選べばいいのか。チェックすべきポイントを5つにまとめました。
1. 提供したいコーヒーの種類を決める
まず最初に考えたいのが、あなたのお店やオフィスでどんなコーヒーを提供したいかです。
ブラックコーヒーがメインなら、ドリップ式の業務用マシンが最適です。構造がシンプルで操作も簡単、何よりカリタの得意分野だから安心感があります。
もしエスプレッソやカプチーノを出したいなら、エスプレッソマシンのラインアップを検討する必要があります。カリタにも業務用エスプレッソマシンはありますが、本格的なラテアートを楽しみたいなら、専業メーカーのマシンと比較するのも手です。
2. 必要な抽出量を見極める
1日に何杯くらい提供するのか、ピーク時にはどれだけ集中するのか。これを考えておかないと、容量不足でお客様を待たせることになります。
カリタの業務用ドリップ式には、12カップ用と15カップ用のモデルが代表的です。小規模なオフィスなら12カップ用、カフェやレストランなら15カップ用が無難なところ。時間あたりの供給能力をカタログでしっかり確認しておきましょう。
3. ミルは別にすべきか一体型にするか
コーヒーの味にこだわるなら、ミル(グラインダー)は別に用意するのがおすすめです。豆の挽き目を細かく調整できるので、気温や湿度に合わせて味をコントロールできます。
一方、省スペースでまとめたいならミル一体型の全自動マシンが便利。豆を入れてボタンを押すだけで、挽きから抽出まで全自動。オフィスやセルフサービスの場面で重宝します。
4. 給水方式を確認する
見落としがちですが、これ結構大事です。
給水タンク式は置き場所を選ばず、工事も不要。でも、繁忙時にはタンクの水切れに気をつける必要があります。水道直結式なら水切れの心配ゼロで、大量抽出に強い。ただ、設置場所が水道栓の近くに限られるのと、工事が必要なケースもあります。
5. 保温機能とサーバーの種類
抽出したコーヒーをどうやって保温するかも重要な選択です。
ガラスサーバーは保温ヒーターで温め続けるタイプ。見た目もクラシックで、コーヒーの香りがふわっと広がります。ただ、長時間保温すると味が劣化しやすいので、回転の速いお店向きです。
ステンレスサーバーは魔法瓶構造で、保温ヒーターを使わずに温度をキープ。味の変化が少なく、抽出から時間が経ってもおいしさを保てます。会議室や時間をかけて楽しむオフィスにぴったりですね。
おすすめのカリタ業務用コーヒーメーカー5選
それでは、具体的なモデルを見ていきましょう。用途別に5つピックアップしました。
カリタ 業務用ドリップマシン 12カップ用
小規模なカフェやオフィスにちょうどいいスタンダードモデルです。貯湯式で抽出スピードが速く、しずく漏れ防止や空だき防止といった安全機能も搭載。安心して毎日使えます。シンプルな操作方法だから、アルバイトスタッフにもすぐ覚えてもらえますよ。
カリタ 業務用ドリップマシン 15カップ用
ある程度の客数が見込めるお店なら、この15カップ用が頼りになります。時間あたりの供給能力が高く、モーニングやランチのピーク時もしっかり対応。大容量のステンレスサーバー付きモデルを選べば、セルフサービスコーナーの主役にもなります。
カリタ 全自動コーヒーマシン ミル付き
「挽きたての香りを、でも手間はかけたくない」そんなわがままを叶えてくれるのがミル一体型。カリタ MD-102Nは厳密には家庭用ですが、その業務用バージョンにあたる全自動モデルは、豆を入れてボタンを押せばあとはおまかせ。オフィスのリフレッシュコーナーや美容室の待合室など、セルフサービスに向いています。
カリタ 業務用エスプレッソマシン
「うちはエスプレッソも出したいんだよね」という声、よく聞きます。カリタの業務用エスプレッソマシンは、スチーム機能も搭載していてカプチーノやカフェラテも作れます。操作に少し慣れは必要ですが、本格派の味を提供できるのが強み。小型のカフェやバルに導入する方が増えています。
カリタ ウェーブシリーズ ドリッパー&サーバーセット
実は、機械に頼らずハンドドリップで勝負したいお店には、カリタのウェーブシリーズが熱いんです。波型のフィルターが特徴で、クリアな風味と甘みを引き出しやすいとバリスタからの評価も上々。カリタ ウェーブドリッパーと専用サーバーを揃えれば、お店の顔になるドリップコーナーが完成します。
導入前に知っておきたい3つのこと
せっかく買っても「こんなはずじゃなかった」とならないように、最後に注意点をお伝えします。
電源と設置スペース
業務用マシンは消費電力が大きいため、100Vではなく200V電源が必要なモデルもあります。導入前に必ず電源の確認を。あわせて、本体サイズも家庭用よりひと回り大きいので、設置スペースの採寸は忘れずに。
リース・レンタルという選択肢
業務用機器は導入費用がかさみますが、リースやレンタルを利用すれば月々の負担で済みます。さらに、故障時の修理対応や定期メンテナンスが含まれる契約もあるので、初めての開業で不安な方は検討してみてください。
メンテナンスの手間
どんなにいいマシンでも、掃除を怠ると味が落ちます。抽出後はコーヒーかすをすぐに捨てる、週に1回は洗浄するなど、基本的な手入れの習慣をつけましょう。カリタは部品単位で交換できるモデルが多いので、長く使い続けられるのも魅力です。
まとめ:カリタの業務用コーヒーメーカーで、最高の一杯を届けよう
カリタ 業務用コーヒーメーカーは、安定した抽出品質と使いやすさ、そしてリーズナブルなコストが見事に両立した、現場に優しいシリーズです。
12カップ用なら小規模オフィスや小売店のサービスコーナーに、15カップ用ならカフェやレストランの繁忙時にもしっかり対応できます。ミル付き全自動モデルなら誰でも簡単に挽きたての味を楽しめるし、エスプレッソマシンならメニューの幅も広がります。
あなたのお店やオフィスに合った1台を選んで、お客様にもスタッフにも喜ばれる、そんな本格コーヒー体験を始めてみませんか。
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