コーヒーが好きな人なら、一度は名前を聞いたことがある「Bodum(ボダム)」。あのスタイリッシュなフォルムと、ペーパーフィルターを使わない“オイルごと味わう”抽出スタイルで、根強いファンを持っていますよね。
でも、いざ買おうとすると「フレンチプレスとポワオーバー、どっちが自分の好みなんだろう」とか「食洗機対応って本当?」なんて迷いが出てくるもの。デザインはどれも洒落ているからこそ、選ぶのが意外と難しいんです。
今回は、数あるボダムのラインナップから「本当に買ってよかった」と思える7モデルを厳選。味のキャラクターから実際の掃除のしやすさまで、リアルな情報を会話するようにお届けします。これを読めば、きっとあなたにぴったりの一杯が見つかるはずです。
Bodum(ボダム)がコーヒー好きに愛される理由
ボダムは1944年にデンマーク・コペンハーゲンで創業したブランドです。「良質なデザインは誰もが手にできる価格で」というピーター・ボダムの哲学のもと、機能美にあふれたキッチンウェアを作り続けてきました。
特にコーヒーの世界でボダムが特別なのは、一貫して「アロマ(香り高い油分)を逃がさない」ことを追求している点です。
ペーパーフィルターは手軽でクリアな味わいになりますが、コーヒーの繊細な油分まで吸着してしまいます。ボダムは昔からステンレスメッシュフィルターやフレンチプレスを用いることで、豆本来のコクと香りを余すことなくカップに届けてくれる。この“オイル感”こそが、ボダムの味を唯一無二にしているんです。
タイプ別!Bodumコーヒーメーカーおすすめ7選
好みの味わいやライフスタイルに合わせて選べるように、抽出方法ごとに分けてご紹介します。
フレンチプレス派へ。オイルを堪能する3モデル
フレンチプレスは、粗挽きの豆とお湯を直接混ぜて、金属フィルターでプレスして抽出する方式です。コーヒーオイルをダイレクトに味わえるので、「とにかく濃厚で芳醇な一杯が好き」という人にぴったり。
1. Bodum Chambord(シャンボール)
ボダムの顔とも言える、永遠の定番モデルです。Bodum Chambord
フレームのスチールの輝きと、丁寧な作りが所有欲を満たしてくれますよね。
何よりのポイントは、ガラスビーカーが耐熱性に優れたホウケイ酸ガラス製なこと。味に余計な匂いが移らず、急な温度変化にも強い。しかも、分解すればすべてのパーツが食器洗い乾燥機に対応しているので、後片付けが信じられないくらいラク。週末の朝、ゆったりとコーヒーと向き合いたい人には、これ以上ない相棒です。
2. Bodum Java(ジャバ)
「フレンチプレスの味を試してみたいけど、まずは手頃なものから」という方には、Javaがイチ押しです。Bodum Java
機能はシャンボールとほとんど同じですが、フレームがスチールではなくプラスチック。そのぶん価格がグッと抑えられていて、軽いので普段使いに重宝します。プラスチックの質感は正直なところ価格相応ですが、抽出されるコーヒーの味は本格派。一人暮らしを始めるプレゼントにも喜ばれますよ。
3. Bodum Caffettiera(カフェッティエラ)
Javaと同じく、プラスチックフレームとガラスボディの組み合わせです。Bodum Caffettiera
カラーバリエーションが豊富で、キッチンに遊び心を加えたい人にぴったり。ブラジルという名前で販売されていることもあり、モデル名が違っても中身はほぼ同一。価格も非常に手頃なので、気軽にボダムデビューを飾れます。
ポワオーバー派へ。クリアで環境にも優しい1モデル
ペーパードリップの透き通った味わいが好きな人は、普通のドリッパーに戻れなくなるかもしれません。
4. Bodum Pour Over Coffee Maker(ポアオーバー)
このモデルの最大の魅力は、何と言ってもペーパーフィルター不要なところ。Bodum Pour Over Coffee Maker
ステンレスメッシュフィルターが油分は通すけれど粉は通さないので、フレンチプレスのコクとペーパードリップのクリーンさを足して二で割ったような、絶妙なバランスの味わいになります。フィルター代がかからずゴミも減るのは、財布にも環境にも優しい。
ただ、正直な注意点も。コルクのバンドはおしゃれですが、外さずに洗うと傷むので手洗いがマストです。また、ガラスがやや薄めなので、扱いにほんの少しだけ気を遣います。でも、その繊細さすら「丁寧に道具と付き合う時間」だと思える人には、深い満足感があります。
コールドブリュー派へ。夏の相棒になる1モデル
暑い季節に欠かせない、水出しコーヒーのための一本です。
5. Bodum Bean Cold Brew Maker(ビーン コールドブリュー)
51oz(約1.5リットル)の大容量で、仕込んでおけば数日分のコーヒーをキープできます。Bodum Bean Cold Brew Maker
作り方は簡単。粉と水を入れて12~24時間待ち、プランジャーを押し下げるだけ。気密性の高いリッド(蓋)が付いているので、冷蔵庫にそのままポンと入れて保存できます。抽出から保管までこれ一つで済むのは、冷蔵庫の場所を取りたくない人には嬉しい限り。
BPAフリーのプラスチック製で割れる心配がなく、アウトドアにも連れ出しやすい。ただし、熱湯には使えないので、ホット用としては割り切ってください。夏限定の相棒として割り切れば、これほど便利なものはありません。
電動派&エスプレッソ派へ。手軽さに振り切った2モデル
朝はとにかくスイッチ一つで、という人にはこちら。
6. Bodum Bistro Electric Grinder & Brewer(ビストロ 電動グラインダー&ブリューワー)
ミル付き全自動マシンでありながら、このコンパクトさは驚きです。Bodum Bistro Electric Grinder
豆から自動で挽いて抽出してくれるので、寝ぼけた朝でもボタン一つで淹れたてが飲める。味も、ボダムらしくオイル感を残した豊かな仕上がり。ただ、構造上パーツが多く、毎回の掃除は少し手間です。それでも「全自動の味方」として選ぶ価値は十分。
7. Bodum Espresso Maker(エスプレッソメーカー)
コンロの直火で使う、モカエキスプレスタイプです。Bodum Espresso Maker
ゴーッという音とともに濃い液体が湧き上がる、あの時間がたまりません。ボダムらしい洗練されたデザインで、しまい込まずに見せて置けるのがいい。直火式なので、火加減の調整に少しコツがいるのと、パーツが熱くなるので火傷に注意。この一手間を楽しめる人には、電気式にはないロマンがあります。
失敗しないための選び方ガイド
最後に、モデル選びで迷ったときの判断基準を簡単にまとめておきますね。
- コク重視ならフレンチプレス系:油分をダイレクトに味わいたいならChambordやJava一択です。
- 後片付けのラクさならChambord:食洗機に放り込める手軽さは、日々使う上で圧倒的なメリットになります。
- ペーパーレスでスッキリ飲みたいならPour Over:フィルター購入から解放され、味も環境負荷もバランス良好。
- 夏の水出し専用ならBean:作り置きの便利さとコスパの良さはシーズン中手放せません。
- 全自動の朝ラクを取るならBistro電動:掃除の手間より、とにかくスイッチポンの手軽さが勝る方へ。
Bodumコーヒーメーカーで、毎日の一杯を変えよう
どうでしょうか。同じBodumでも、抽出方法が変わるとここまで味も使い方も違う。これがコーヒーの、そして道具の面白さですよね。
「どれも良さそうで余計迷う!」と思ったなら、最初の一台はやはり象徴的なChambordが王道です。まずはあの、透き通ったブラウンオイルが浮かぶ芳醇なフレンチプレスを体験してみてください。きっと、コーヒーを淹れる時間そのものが、特別なものに変わりますよ。
コメント