コーヒーミルの購入を検討していて、「デロンギの電動コーヒーミルって、いくつかモデルがあるけれど、何が違うんだろう?」と迷っていませんか?
デロンギはコーヒーマシンで有名なブランドですが、コーヒーミルも複数のモデルを展開しています。今回は、デロンギの電動コーヒーミルの中で主要なDe'Longhi KG79、De'Longhi KG210、De'Longhi KG521Mの3モデルをピックアップ。それぞれの特徴や違い、どんな人に向いているのかを整理してご紹介します。
これを読めば、自分に合ったデロンギの電動コーヒーミルがきっと見つかるはずです。
デロンギの電動コーヒーミルを選ぶ前に知っておきたいこと
電動コーヒーミルを選ぶとき、まず押さえておきたいのが「挽き方のタイプ」の違いです。デロンギの製品は大きく分けて以下の3種類があります。
- ブレード式(カッター式) :高速回転する刃で豆を粉砕する方式。シンプルで価格が抑えめですが、粒度が均一になりにくい特徴があります。
- フラットバー式(臼式) :2枚のプレート(臼)で豆を挽く方式。粒度が比較的均一になりやすく、コーヒーの味わいを引き出しやすいと言われています。
- コニカルバー式(円錐臼式) :円錐形の臼を使う方式。より均一な粒度と、挽く際の発熱が少ないのが特徴で、本格派に好まれます。
この「挽き方の違い」が、価格や出来上がりの味わいに大きく影響します。それぞれのモデルがどのタイプに該当するのか、見ていきましょう。
デロンギ電動コーヒーミルの3モデルを比較
ここからは、各モデルの特徴を詳しく見ていきます。
1. De'Longhi KG79|臼式エントリーモデルの定番
De'Longhi KG79は、デロンギの電動コーヒーミルの中でも特に人気のあるモデルです。このモデルの最大の特徴は、フラットバー式(臼式) を採用しながら、比較的手頃な価格帯に設定されている点です。
特徴
- 挽き方:フラットバー式(臼式)
- 粒度調整:16段階
- ホッパー容量:120g
- 本体サイズ:160×130×260mm
- 重量:1.5kg
- 消費電力:110W
メリット
16段階もの粒度調整ができるので、極細挽きから粗挽きまで、淹れ方に合わせて細かく調整できます。これはエスプレッソマシンからフレンチプレスまで、さまざまな抽出方法に対応できることを意味します。
また、臼式ならではの均一な挽き心地で、コーヒー豆本来の風味を引き出しやすい点も大きな魅力です。オーバーヒート防止設計も施されており、長時間の使用でも安心です。
さらに、上部プレートが取り外せるので、お手入れもしやすい設計になっています。
デメリット
本体がプラスチック製のため、金属製ボディのような高級感はやや薄いかもしれません。また、フラットバー式はコニカルバー式と比べると、やや発熱しやすいという特性があります。
向いている人
- コーヒーの味わいにこだわりたいけれど、予算は抑えたい人
- 粒度調整の細かさを重視する人
- さまざまな抽出方法(エスプレッソからフレンチプレスまで)を楽しみたい人
向いていない人
- 金属製の高級感あるデザインを求める人
- さらに大容量のホッパーが必要な人
2. De'Longhi KG210|コンパクトで手軽なブレード式
De'Longhi KG210は、シンプルで扱いやすいブレード式の電動コーヒーミルです。コンパクトなサイズとリーズナブルな価格が魅力で、コーヒーミル初心者にもおすすめのモデルです。
特徴
- 挽き方:ブレード式
- 粒度調整:3段階(細・中・粗)
- ホッパー容量:90g
- 本体サイズ:130×110×250mm
- 重量:1kg
- 刃の素材:ステンレススチール
メリット
何より操作性がシンプルでわかりやすいのが良いところ。プッシュ・トゥ・グラインド方式で、ボタンを押している間だけ挽けるので、好みの量を調整しやすいです。
コンパクトで軽量なので、キッチンの場所を取りません。3段階の粒度調整はシンプルながら、細挽き・中挽き・粗挽きと基本の3パターンに対応しています。
価格も抑えられているので、「まずは手軽にコーヒーミルを試してみたい」という方にぴったりです。
デメリット
ブレード式の特性として、粒度が均一になりにくい点は理解しておく必要があります。細かい粒度調整ができないため、エスプレッソ用の極細挽きなど、特定の抽出方法にこだわる方には物足りないかもしれません。
また、高速回転する刃は発熱しやすく、挽きすぎると豆の香りが飛びやすいとも言われています。
向いている人
- コーヒーミルを使うのが初めての人
- 予算を抑えたい人
- 細かい粒度調整にこだわらない人
- 場所を取らないコンパクトなミルを探している人
向いていない人
- コーヒーの味わいにこだわる本格派
- エスプレッソマシンと合わせて使いたい人
- 粒度を細かく調整したい人
3. De'Longhi KG521M|本格派向けのハイエンドモデル
De'Longhi KG521Mは、デロンギの電動コーヒーミルの中でも上位に位置するモデルです。コニカルバー式(円錐臼式) を採用し、より本格的なコーヒー体験を求める方に向いています。
なお、こちらのモデルは日本国内での正規販売状況が不明な場合がありますので、購入の際は取り扱い店舗や正規輸入代理店にご確認ください。
特徴
- 挽き方:コニカルバー式(円錐臼式)
- 粒度調整:18段階
- ホッパー容量:350g
- 本体サイズ:382×154×240mm
- 重量:2.75kg
- 消費電力:150W
メリット
コニカルバー式は、フラットバー式よりもさらに均一な粒度が得られると言われています。また、挽く際の発熱が少ないため、コーヒー豆の香りや風味を損ないにくいという特徴があります。
18段階という幅広い粒度調整が可能で、エスプレッソからフレンチプレスまで、あらゆる抽出方法に最適な挽き加減を選べます。
350gの大容量ホッパーは、頻繁にコーヒーを淹れるご家庭や、複数人で楽しむシーンに便利です。ディスプレイやバックライトボタンを備えた、使いやすさにも配慮されたデザインも魅力です。
デメリット
本体サイズが大きく、重量もあるので、設置場所には注意が必要です。価格も3モデルの中で最も高くなる見込みで、予算を大きく超える可能性があります。
向いている人
- コーヒーの味わいにこだわる本格派
- 頻繁に多くの量を挽く人
- 高性能なミルを求める人
- エスプレッソマシンと併用する人
向いていない人
- 予算を抑えたい人
- コンパクトなミルを求めている人
- コーヒーミル初心者
デロンギ電動コーヒーミル3モデルの違いをまとめると
ここまで見てきた3モデルの違いを、あらためて整理してみましょう。
| 項目 | KG79 | KG210 | KG521M |
|---|---|---|---|
| 挽き方のタイプ | フラットバー式(臼式) | ブレード式 | コニカルバー式(円錐臼式) |
| 粒度調整段数 | 16段階 | 3段階 | 18段階 |
| ホッパー容量 | 120g | 90g | 350g |
| 本体サイズ | 160×130×260mm | 130×110×250mm | 382×154×240mm |
| 重量 | 1.5kg | 1kg | 2.75kg |
| 消費電力 | 110W | – | 150W |
| 特徴 | 臼式エントリー、お手入れ簡単 | コンパクト、リーズナブル | 大容量、高性能、高級感 |
挽き方のタイプが、これらのモデルを選ぶうえで最も重要なポイントになります。味わいや均一性を重視するなら臼式(KG79・KG521M)、手軽さと価格を重視するならブレード式(KG210)という選択が基本です。
そのうえで、粒度調整の細かさやホッパー容量、デザインや素材感を自分のライフスタイルに合わせて選んでいくとよいでしょう。
あなたに合ったデロンギ電動コーヒーミルの選び方
コーヒーミル初心者で手軽に始めたいなら
まずはコーヒーミルに慣れたい、という方にはDe'Longhi KG210がおすすめです。操作が簡単でコンパクト、価格も抑えられているので、「コーヒーミルってどういうもの?」という第一歩にぴったりです。
味わいにこだわりたいけれど予算は抑えたいなら
コーヒーの味わいにもちょっとこだわりたい、でも予算はできるだけ抑えたいという方にはDe'Longhi KG79が最適です。臼式でありながら手頃な価格帯で、16段階の粒度調整でさまざまな抽出方法に対応できます。
本格的にコーヒーを楽しみたいなら
さらに本格的にコーヒーを楽しみたい方や、エスプレッソマシンと合わせて使う方は、De'Longhi KG521Mを検討してみてください。コニカルバー式による均一な挽き心地と、大容量ホッパーで、本格的なコーヒーライフをサポートしてくれます。
コーヒーミルを選ぶときのよくある疑問
Q. ブレード式と臼式はどちらがいいの?
ブレード式は手軽で安価ですが、粒度が均一になりにくいという特性があります。一方、臼式は粒度が均一になりやすく、コーヒーの風味を引き出しやすいと言われています。どちらが良いかは、あなたがコーヒーに求めるもの次第です。「とにかく手軽に」ならブレード式、「味わいにこだわりたい」なら臼式がおすすめです。
Q. エスプレッソマシンと一緒に使うならどのモデル?
エスプレッソには極細挽きが必要です。そのため、細かい粒度調整ができる臼式のDe'Longhi KG79かDe'Longhi KG521Mが適しています。粒度調整が3段階のDe'Longhi KG210では、エスプレッソに最適な細かさに調整するのが難しいでしょう。
Q. お手入れは簡単?
どのモデルも掃除用ブラシが付属しています。特にDe'Longhi KG79は上部プレートが取り外せるので、内部の掃除がしやすい設計です。いずれのモデルも、使用後はブラシで挽き臼や刃の部分の粉を取り除くようにしましょう。
デロンギの電動コーヒーミルで、ワンランク上のコーヒーライフを
デロンギの電動コーヒーミルは、エントリーモデルから本格派向けまで幅広いラインナップが揃っています。今回ご紹介したDe'Longhi KG79、De'Longhi KG210、De'Longhi KG521Mは、それぞれ特徴や得意分野が異なります。
- 手軽さと価格を重視するならDe'Longhi KG210
- 味わいとコストパフォーマンスのバランスを求めるならDe'Longhi KG79
- 本格的なコーヒー体験を追求するならDe'Longhi KG521M
あなたのコーヒーライフスタイルにぴったりの一台が見つかりますように。
なお、各モデルの価格や在庫状況、日本国内での正規販売の有無は変動することがあります。購入を検討される際は、各ECサイトや正規販売店で最新の情報をご確認ください。

コメント