朝、キッチンに立った瞬間にふわっと広がるコーヒーの香り。これだけで今日という一日が少しだけ特別なものになる。でも、いざ自宅で淹れてみると「なんか違うんだよな…」と首をかしげた経験、ありませんか。豆はそこそこ良いものを選んでいるのに、お店で飲む一杯には届かない。その差を埋めてくれるのが、象印が本気で作ったコーヒーメーカー「珈琲通」シリーズです。
この記事では、数あるモデルの中から自分の暮らしにぴったり合う一台を見つけられるよう、特徴や選び方を会話するようにお伝えしていきます。あなたの朝の一杯が、今日から変わるかもしれません。
なぜ象印のコーヒーメーカーが「珈琲通」なのか
コーヒーメーカー選びで意外と見落とされがちなのが「抽出温度」です。コーヒー豆が一番おいしく開くのは、だいたい90℃から96℃の間。安価な製品だとお湯が十分に温まらなかったり、逆に高温すぎて苦味が強く出てしまったりするんですよね。
象印はこの温度帯をしっかりキープする技術を持っています。何十年も炊飯器や電気ポットを作り続けてきた会社だからこそ、お湯の温度管理はお手のもの。ムラのない加熱と安定した蒸らしが、豆の個性を素直に引き出してくれます。
そして象印 珈琲通シリーズ全体に通底するのが「掃除のしやすさ」。美味しさの大敵は、昨日のコーヒーオイルの酸化です。パーツがごそっと外せて、隅々まで洗える設計は、毎日使うものとして本当にありがたい配慮ですよね。
一人暮らしにちょうどいい「Zutto(ズット)」の実力
キッチンを広く使える独自デザイン
一人暮らしのキッチンって、とにかくスペースが足りない。炊飯器やトースターと並べるだけでもう精一杯です。Zuttoシリーズ最大のチャームポイントは、フィルターバスケットがカラフェの中にすっぽり収まる省スペース設計。横幅はわずか15cmほどで、ちょっとした隙間にすっと収まります。
もちろん見た目だけじゃありません。実際に飲んでみると、嫌な雑味が驚くほど少ないクリアな味わいに気づくはずです。別売のチャコールフィルターを使えば水道水の塩素臭まで除去してくれるので、水そのものの質を底上げしてくれるんですよ。
安心して毎日使える素材の話
飲み口に直接触れるパーツはすべてBPAフリー、そしてPFAS(ピーファス)フリー素材が採用されています。最近ニュースでも取り上げられることの多い有機フッ素化合物を気にされている方にとって、この素材へのこだわりは大きな安心材料になるのではないでしょうか。
ただ、Zuttoにはプログラムタイマーがついていません。朝起きたらもう出来上がっている、という未来予約が欲しい方は次に紹介するモデルをチェックしてみてください。
家族で楽しむなら「Fresh Brew Plus」で決まり
冷めても美味しい。真空断熱ポットの底力
「淹れたては香りがいいのに、二杯目を注いだらなんだかボケた味になっていた」。これはガラスポットを保温プレートで温め続けるタイプのコーヒーメーカーあるあるです。保温プレートの熱でコーヒーがどんどん煮詰まってしまうんですね。
Fresh Brew Plusは、魔法瓶と同じステンレス真空二重構造のポットを採用しているので、保温プレートを一切使わずに熱々をキープします。2時間経っても、3時間経っても、淹れたての風味がほぼそのまま。家事やリモートワークの合間にゆっくり飲みたい方にこそ選んでほしい一台です。
アイスコーヒー専用モードの心強さ
夏になると無性に飲みたくなるアイスコーヒー。氷をたっぷり入れたグラスに注いでも薄まらないよう、通常より濃いめに抽出してくれる専用モードを搭載しています。自分で濃さを調節する手間がないって、朝の忙しい時間には地味にありがたいですよね。
ステンレスメッシュフィルターが標準で付属しているので、ペーパーフィルターのストックを切らして慌てる心配もありません。ランニングコストがかからないのは、毎日何杯も消費するご家庭には嬉しいポイントです。
とことん味を追求したい人へ「Dome Brew」の世界
味を自分好みにチューニングできる楽しさ
「今日はすっきり軽やかに飲みたい」「いや、深くてガツンとした苦味が欲しい」。コーヒーの好みってその日の気分や合わせるスイーツによって変わりますよね。Dome Brewにはテイストチューナーという機能があって、マイルドからボールドまで、まるでダイヤルを回すように味のプロファイルを変えられます。
ただ苦くするだけじゃなく、マイクロコンピューターが蒸らし時間やお湯の注ぎ方を自動で調整してくれるんです。これが、単なる濃さ調節とは根本的に違うところ。ドーム型のシャワーヘッドが粉全体をまんべんなく濡らすので、ムラなく豆の风味を引き出しきります。
大容量でも味がブレない安心設計
12カップとたっぷり淹れられるので、来客時やホームパーティーでも出番が多いモデルです。大容量のコーヒーメーカーって、たまに抽出後半のお湯の温度が下がって薄くなってしまうものもありますが、Dome Brewは最後まで安定した高温をキープします。
24時間タイマーはもちろん、万が一の停電でも設定を記憶してくれるバックアップ機能つき。地味だけど、これがあるとないとでは朝の安心感が段違いです。
コーヒー豆のポテンシャルを引き出す挽き目と水の話
どんなに良いコーヒーメーカーを買っても、実はそこからがスタートです。せっかくなら、豆の力を100%引き出したいじゃないですか。
まず挽き目。象印のコーヒーメーカー全般に言えますが、中細挽き(グラニュー糖くらいのザラザラ感)が最も相性が良いです。細挽きすぎるとフィルターが目詰まりして苦味やえぐみが出やすくなるし、粗挽きすぎるとお湯が素通りして薄くなってしまいます。
次に水。コーヒーは99%が水ですから、水道水のカルキ臭が気になる方は、前述のチャコールフィルターを使うか、整水器を通した水を使うだけで見違えるほどクリアな味になります。
最後に粉の量。一杯あたり10g(大さじ山盛り1杯程度)が基本です。最初はこの基準で淹れてみて、濃いと感じたらお湯を足して好みに調整してみてください。
象印 珈琲通 コーヒーメーカーで毎日の一杯をアップデート
コーヒーの好みも、キッチンの広さも、暮らしのリズムも一人ひとり違います。だからこそ、「珈琲通」シリーズには複数の個性が用意されています。
コンパクトで清潔に使えるZutto、家族のペースに寄り添う真空断熱のFresh Brew Plus、そして味わいを自分好みにカスタマイズできるDome Brew。どれを選んでも、象印が長年培ってきた温度制御の技術があなたの一杯をしっかり支えてくれます。
明日の朝が、待ち遠しくなるようなコーヒーメーカーに出会えますように。
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