広島で買えるこだわりコーヒー豆専門店10選!焙煎所からお取り寄せまで

コーヒー豆

広島って、実はコーヒー好きにはたまらない「隠れ焙煎王国」なんですよね。

観光で訪れた方にも、地元でずっと暮らしている方にも、ちょっと驚かれることが多いんですけど、平和大通りや横川、西区エリアを中心に、全国レベルのスペシャルティコーヒー専門店がぎゅっと集まっているんです。

でも、いざ「美味しいコーヒー豆を買いに行こう」と思っても、こんな悩みってありませんか?

「酸味が苦手だから、深煎りのガツンとくる豆がほしい」
「せっかくなら焙煎したての、香りがいい豆を家で楽しみたい」
「通販で買うなら、どこのお店が信頼できるんだろう」

この記事では、味の好みも買い方のスタイルも違うあなたにぴったりの一杯が見つかるように、広島のコーヒー豆専門店をじっくりご紹介していきます。実店舗はもちろん、お取り寄せやギフト情報まで盛り込んでいるので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

なぜ広島のコーヒー豆はここまで熱いのか

まず、なぜこれほどまでに広島の自家焙煎が盛んなのか。

大きな理由のひとつに、広島のコーヒー文化を長年支えてきた老舗の存在があります。たとえばアンデルセングループが運営するタトラスコーヒー。40年以上前から広島に根ざしたコーヒーを提供し続け、本格的なドイツ製焙煎機を導入することで、街全体のコーヒーの品質基準を底上げしてきました。

もうひとつは、独立して自分の焙煎所を構える若い焙煎士たちの台頭です。彼らは海外のコーヒー競技会で審査員を務めたり、全国の有名店で修業を積んだ後に広島を選んで店を出しています。味の個性も焙煎スタイルも十人十色。これだけバラエティ豊かな専門店が揃っている街は、全国的にも珍しいんですよ。

コーヒー豆の選び方で失敗しないために

いきなりお店を巡る前に、ひとつだけ覚えておいてほしいことがあります。

それは「焙煎度合い」と「味の傾向」の関係です。

同じ豆でも、焙煎の浅い・深いでまったく別の飲み物のように味が変わります。ざっくり言うと、浅煎りはフルーツのような酸味と甘み、深煎りはチョコレートやナッツのような苦味とコク。あなたが普段どんなコーヒーを美味しいと感じるかで、選ぶべきお店は自然と決まってきます。

では、ここからは好みのタイプ別に、広島で本当に足を運ぶ価値のあるお店を見ていきましょう。

深煎り派におすすめのコーヒー豆専門店

「酸味はちょっと苦手。どっしりとした苦味とコクのあるコーヒーが飲みたいんだよね」

そんな方は、まずこのお店のドアを叩いてみてください。

イランカコーヒー焙煎所|煙の匂いが染みついた、広島で最も硬派な焙煎所

広島市西区の住宅街にひっそりと佇むイランカコーヒー焙煎所。ここを知っている人は、かなりのコーヒー通です。

店主が「寿命が10年縮んでもいい」と語るほど、煙がもうもうと立ち込める極限の直火焙煎。豆がキャラメリゼされるギリギリのラインまで火を入れることで、酸味は完全に姿を消し、キレのある苦味と、後を引く甘さだけが残ります。

イランカコーヒー

お店の名前の由来はアイヌ語で「空」。店に一歩入れば、香ばしい煙の香りと、無口だけどコーヒーへの愛が溢れ出ている店主の世界観に圧倒されますよ。

通販は電話での注文が基本。ウェブでポチッと買える手軽さとは対極にあるけれど、そのぶん「あなたのために焙煎しました」という手渡し感が強い。深煎りしか勝たん、という方は一度試してみてください。

浅煎り派・スペシャルティコーヒー好きにおすすめの専門店

「せっかく飲むなら、産地ごとの華やかな香りやフルーティな酸味を楽しみたい」

そんなあなたには、広島が世界に誇るスペシャルティコーヒーの名店をご紹介します。

フジマルコーヒー焙煎所|国際審査員が焙く、別次元のシングルオリジン

広島市中区にあるフジマルコーヒー焙煎所。ここの焙煎士は、北米最高峰のスペシャルティコーヒー協会が主催する国際品評会で、日本人として初めて審査員を務めた経歴の持ち主です。

つまり、世界中のトップレベルの豆を知り尽くした舌で、あなたの一杯が選ばれているということ。

フジマルコーヒー

お店の真骨頂は、豆の個性を最大限に引き出す浅煎りの技術。エチオピアやケニアなどのシングルオリジンを中心に、口に含んだ瞬間に花開くようなアロマと、みずみずしい酸味が楽しめます。「コーヒーってこんなにフルーティなんだ」と、それまでの概念が覆されるかもしれません。

公式オンラインストアも充実していて、季節のコーヒーを詰め合わせたギフトボックスは、パッケージもおしゃれでプレゼントに喜ばれます。広島土産として送るのも素敵ですよ。

スプラウトコーヒー|通販派の強い味方。少量焙煎にこだわる実力店

実店舗は広島市中区にありますが、スプラウトコーヒーの真価はそのオンラインストアでの展開力にあります。

少量バッチで焙煎するスタイルを徹底していて、いつ注文しても焙煎したてのフレッシュな豆が届くのが最大の魅力。シングルオリジン中心で、浅煎りのクリアな味わいが特徴です。

スプラウトコーヒー

定期便にも対応しているので、「広島には住んでいないけれど、広島のコーヒーを定期的に楽しみたい」という県外の方にもぴったり。仕事の合間に、自宅でちょっと贅沢な一杯を淹れたいときに重宝します。

ザロースターコーヒーベース|味見してから買える、新しいコーヒーの形

広島市西区にあるTHE ROASTER COFFEE BASEは、「コーヒーで広島を笑顔に」というコンセプトを掲げる明るく開放的な焙煎所です。

大きなガラス越しに最新の焙煎機が見えて、なんだか未来のコーヒースタンドみたい。浅煎りのエチオピアやグアテマラを中心に幅広いラインアップを揃えていますが、何より嬉しいのは、購入前に一杯単位で味を試せること。

「パッケージの説明だけじゃ味のイメージが湧かない」という方にとって、これは本当にありがたいシステムですよね。コーヒーに合う自家製プリンも絶品なので、ちょっとしたカフェタイムにもおすすめです。

老舗の安定感がほしい方へ

アンデルセン タトラスコーヒー|広島の食卓に寄り添い続ける定番

「通販や個性的なお店もいいけど、やっぱり安心の定番が欲しい」という方には、タトラスコーヒーが強い味方です。

広島アンデルセン本店をはじめ、アクセスの良い場所に店舗があるので、買い物ついでに気軽に立ち寄れるのが嬉しいポイント。ドイツの名門プロバット社の焙煎機を使い、40年以上積み重ねた焙煎データで焼き上げる味は、まさにブレのない安定感。

アンデルセン タトラスコーヒー

ドリップバッグの種類も豊富で、オフィスで配るちょっとした手土産や、大人数の集まりにも重宝します。広島にゆかりのある方への贈り物としても、まず外さない選択肢ですよ。

カフェ体験ごと楽しみたい方へ

トリサイクルコーヒー&ロースターズ|バリスタが魅せる、エスプレッソの真髄

ただ豆を買うだけじゃなく、「美味しいコーヒーを淹れてもらう体験」も含めて楽しみたい。そんな欲張りな願いを叶えてくれるのが、トリサイクルコーヒー&ロースターズです。

福岡の名店REC COFFEE出身のバリスタが広島で独立。競技会で培った高度な抽出技術で淹れるエスプレッソやカフェラテは、自宅ではなかなか再現できないプロの味。豆の販売はもちろん、「この豆をこう淹れると美味しいんですよ」と教えてもらえるので、自宅でのコーヒーライフのレベルも自然と上がります。

トリサイクルコーヒー

店主がハンドピッキングで欠点豆を取り除く丁寧な仕事ぶりも、信頼できるポイントです。

広島のコーヒー豆をお取り寄せするときに気をつけたいこと

最後に、お取り寄せを考えている方へ、ちょっとしたアドバイスを。

焙煎したてのコーヒー豆は、新鮮な野菜と同じで「生き物」です。通販で購入するときは、注文を受けてから焙煎する「受注焙煎」かどうかを確認するのがコツ。

今回ご紹介したスプラウトコーヒーやフジマルコーヒー焙煎所は、この受注焙煎スタイルを徹底しているので、届いてすぐに最高の香りを楽しめます。一方でイランカのように、あえて「焙煎から少し時間を置いて味が落ち着いた頃合い」を見計らって発送するお店もあります。これはこれで、深煎りの油分がなじんで美味しくなるという、焙煎士の哲学なんですよね。

また、広島駅や空港では、これらの専門店の豆を少量パックで買えるポップアップや委託販売も増えています。もし広島を訪れる機会があれば、大きな焙煎所でじっくり選ぶもよし、旅のついでに気軽に手に取るもよし。広島のコーヒー豆は、あなたの日常をちょっと特別にする力を持っています。

さあ、次の一杯は広島の豆で淹れてみませんか。

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