はじめに
朝の一杯で、一日の気分って驚くほど変わりますよね。
インスタントを卒業したいけど、本格的なマシンは難しそう。でも見た目にもこだわりたい。そんなわがままを叶えてくれるのが、イギリス生まれのラッセルホブス コーヒーメーカーなんです。
スタイリッシュな見た目と、考え抜かれた機能のバランスが魅力のこのブランド。ただ、フィルター式からエスプレッソ式まで機種が多すぎて、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
この記事では、タイプ別におすすめモデルを6つ厳選してご紹介します。あなたのコーヒーライフにぴったりの相棒が、きっと見つかりますよ。
ラッセルホブスってどんなブランド?
まずはブランドの話から。ラッセルホブスは、1952年にイギリスで生まれた調理家電ブランドです。電気ケトルを世界で初めて開発したことでも知られています。
日本では「デザインがおしゃれで、価格も手頃」というイメージが強いですよね。実際、家電量販店でもひときわ目を引く、あのステンレスボディのレトロモダンな佇まい。インテリアに馴染むデザインは、キッチンに置くのが楽しみになるレベルです。
でも、見た目だけじゃありません。大切なのはもちろん味。あるモデルでは、スペシャルティコーヒー協会(SCA)が定める抽出温度の基準をしっかりクリアしているんですよ。つまり、「おしゃれ家電」というだけで片付けられない、実力派の顔も持っているんです。
選ぶ前に知っておきたい、2つのタイプ
ラッセルホブス コーヒーメーカーを選ぶとき、最初に決めるべきは「フィルター式」か「エスプレッソ式」かです。
これ、好みのコーヒーによって選び方がまったく変わってきます。
■ フィルター式(ドリップ式)
たっぷり淹れて、ゆっくり楽しむ派のあなたに。一度に最大12カップまで作れるので、家族みんなで飲むときや、在宅ワーク中のお供にぴったり。アメリカンな味わいが好きな方にもおすすめです。
■ エスプレッソ式
濃厚なエスプレッソや、カプチーノ、カフェラテが飲みたいあなたに。15気圧のポンプでぐっと抽出するから、カフェのような本格的な味わいが自宅で楽しめます。スチームノズル付きなら、ミルクも泡立てられますよ。
挽きたて派に捧ぐ、ミル内蔵のフィルター式2選
豆から挽く、あの香り。一度覚えたらやめられないですよね。ここではミルを内蔵した便利なモデルをご紹介します。ただし、ミルの種類に落とし穴があるので要注意です。
Russell Hobbs Grind & Brew 25610-56
「朝の挽きたてを、ボタンひとつで」がコンセプトのこのモデル。最大の魅力は、円錐式(コニカル式)ミルを搭載していること。
コーヒーの味を決めるのは、豆の挽き方。円錐式ミルは豆を均一に砕くから、雑味が少なく、すっきりした味わいに仕上がります。3段階で挽き具合を調整できるので、浅煎りは細かく、深煎りは粗く、なんてカスタマイズも思いのまま。
タイマー予約にも対応しているので、挽きたての香りで目覚める朝なんて、最高じゃないですか?
もし「Victory」シリーズを検討しているなら
ここで正直なアドバイスを。ラッセルホブスには「Victory」という名のミル付きモデルもあります。見た目は似ているんですが、こちらは打撃式(ブレード式)ミルを採用しているんです。
ブレード式は、プロペラで豆を叩き割る方式。どうしても粒度がバラバラになりがちで、細かい粉からは苦味が、粗い粉からは酸味が出すぎてしまう。専門家の間でも「風味を損なう」と評判は良くありません。
せっかく豆から挽くなら、迷わず円錐式ミルのモデルを選んでくださいね。
デザインも味も妥協しない、フィルター式2選
「ミルは別に持ってるよ」という方や、「とにかくデザインで選びたい」という方に。ここからは、機能と美しさを高次元で融合させたモデルです。
Russell Hobbs Brontë 26780-56/RH
このモデルの主役は、「WhirlTech(ワールテック)」という独自の撹拌抽出技術。
抽出中、お湯をただ上から注ぐだけじゃありません。シャワー全体がゆっくりと回転し、コーヒー粉をまんべんなく湿らせるんです。イメージは、ハンドドリップでプロが丁寧にのの字を描く感じ。ムラなく抽出されるから、クリアで豊かな風味に仕上がります。
ステンレス素材の高級感あふれるボディは、まさにキッチンの主役級。抽出途中でもカップを取り出せる「ポーズ&ポア」機能も、せっかちな私には嬉しいポイントです。
Russell Hobbs Colours Plus+ 24031-56
「WhirlTech機能は欲しいけど、デジタルで管理したい」という方はこちら。デジタルディスプレイと24時間タイマーを搭載した、いわばBrontëのデジタル版です。
ボディカラーが豊富で、レッドやクリーム、ブラックなど、キッチンの色味に合わせて選べる楽しさも。「お気に入りの色」というだけで、毎朝のコーヒーがちょっと特別になりますよ。
本格派にこそ試してほしい、隠れた名機
コーヒー通ほど、余計な機能は求めていなかったりしませんか? ここで紹介するモデルは、まさに「シンプル・イズ・ベスト」を体現した一台です。
Russell Hobbs Coventry CM4300BR
ボタンではなく、アナログな機械式スイッチ。多機能ディスプレイも一切なし。この潔さ、むしろ清々しいと思いませんか?
見るべきは、その実力です。海外のテストでは、抽出温度が195~202°F(約90~94℃)の範囲で安定。これはスペシャルティコーヒー協会(SCA)が「ゴールドカップスタンダード」と定める基準を満たしているんです。適切な温度で抽出されたコーヒーは、甘みと酸味のバランスが格段に良くなります。
価格も約40ドル台と手頃で、まさに「いい仕事は、いい道具で」を地で行くモデル。カフェインにうるさい同僚へのプレゼントにも喜ばれそうです。
カフェ気分を楽しむ、エスプレッソ式2選
ラテアートに挑戦したい、食後にデミタスカップでエスプレッソを。そんな気分の日もありますよね。
Russell Hobbs Distinctions 26451-56
本格エスプレッソの入口に立つなら、まずはこのモデルを。15気圧のポンプ圧で、クレマもしっかり形成される濃厚なエスプレッソを抽出できます。
スチームノズルでミルクも泡立てられるので、カプチーノやカフェラテのバリエーションも広がります。天面はカップウォーマーになっていて、あらかじめ温めたカップに注げる心遣いもカフェ級。
コンパクトなボディも、日本のキッチン事情には嬉しいですね。
Russell Hobbs Everyday Espresso Machine
「粉でもカプセルでも、気分で選べたらいいのに」という方へ、ユニークな一台をご紹介します。その名も「Everyday Espresso Machine」。コーヒー粉はもちろん、ネスプレッソ規格のカプセルにも対応する、いいとこ取りのエントリーモデルです。
価格も手頃で、とにかく気軽にエスプレッソデビューしたい方に最適。ただ、正直に申し上げると、スチームワンドのパワーはそれなりです。もこもこに泡立った本格的なカプチーノを極めたいなら、前述のDistinctionsモデルを選んだほうが満足度は高いでしょう。
買う前に、ちょっとだけ知っておいてほしいこと
ここまで良いところを中心にお伝えしてきましたが、本当に良い買い物をするために、正直なユーザーレビューの傾向もお伝えしておきますね。
海外の口コミを見てみると、「性能」「サイズ感」「使いやすさ」「価格」については全体的に評価が高いです。ただ、一方で「信頼性」については、やや厳しい意見も散見されました。具体的には、初期不良や数年後の故障に関する報告がゼロではないということ。
これはラッセルホブスに限らず、どんな家電でも起こりうることですが、購入する際は長期保証に入るなどの対策を検討してもいいかもしれません。
また、ボディの素材についてです。上位モデルは重厚なステンレスですが、エントリーモデルではコストダウンのためにプラスチックが多用されているものもあります。写真だけで判断せず、実物に触れてみるか、材質までしっかり確認することをおすすめします。
まとめ
自分好みのコーヒーを、自分のペースで淹れる時間。それは、忙しい毎日の中にある、ささやかな贅沢です。
- とにかく香りにこだわりたい → Russell Hobbs Grind & Brew 25610-56(円錐式ミル内蔵)
- デザインも抽出技術も最高峰を → Russell Hobbs Brontë 26780-56/RH(WhirlTech搭載)
- コスパ最強、味重視の通好み → Russell Hobbs Coventry CM4300BR(SCA基準クリア)
- カフェレベルの本格派を自宅で → Russell Hobbs Distinctions 26451-56(15気圧エスプレッソ)
- 粉でもカプセルでも気軽に → Russell Hobbs Everyday Espresso Machine(ネスプレッソ規格対応)
今回ご紹介したラッセルホブス コーヒーメーカーの中から、あなたの暮らしにしっくりくる一台と出会えたなら、こんなに嬉しいことはありません。明日の朝が、今日よりもちょっとだけ楽しみになりますように。
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